花と緑のまちづくり推進協議会

活動報告

平成22年度 会員研修会

当協議会では、会員の皆さんの緑化活動への参加意識、知識の向上を図るため、毎年、研修会を開催しております。
今年度は、平成23年2月11日(金)に宇都宮美術館講義室において、千葉大学大学院園芸学研究科准教授の柳井重人氏をお招きし、「花・緑・ひとが育む地域の"わ"〜これからの活動に向けて〜」と題して、花や緑あふれる潤いのあるまちづくりの実現に向けた講演と意見交換が活発に行われました。
基調講演では、「放置された土地」を地域住民、子ども、大学生、大学教員などが一緒に楽しみながら庭づくりをするコミュニティガーデンの取組が、「地域の宝物」になっているという紹介など、今後活動する上で大いに参考となるお話を聴くことができました。
当日は朝から雪が降り続いていましたが、95名という大勢の方にご参加いただき、日ごろから花や緑に対する関心の高さや、今後の活動への意気込みが感じられ、大変充実した研修会となりました。


会場の宇都宮美術館の講義室は、階段形式。いよいよ始まりです! 「今日の講師は、事前に宇都宮市を視察済み」と、坂井会長のあいさつ。
見た目がソフト、お話もやさしく、親しみやすい柳井重人准教授。 柳井先生ご自身が参加しているコミュニティガーデンのお話もありました。
参加者の皆さんは、メモをとりながらとても真剣にお話を聴いていました。 終止立ったままの熱心な講義で、分かりやすい画像も盛りだくさんでした。
休憩時間には、雪を眺めながらレストランの一角でリラックス。 参加者の皆さんは、情報交換をして交流を深めていたようです。
老若男女、幅広い方たちが積極的に研修会に参加していました。 後半は、パネルディスカッション形式で、様々な切り口での意見交換会。
柳井先生の幅広い知識でのコメントやアドバイス、大変参考になります。 パネリストも、それぞれの立場、専門分野からの話題を提供。
最後まで熱心な参加者。関心の高さや今後の意気込みが伝わります。 参加者からは、柳井先生へ具体的な内容の質問もありました。
参加者からの質問に、真摯に対応してくださった柳井先生。 柳井先生への謝辞とともに、研修会終了。大変勉強になりました。